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店には、たくさんの子供が来るがです。
この子が拾うてきた猫を、
引き受けてしもうたら、他の子らぁも
（まゆみさんなら飼うてくれる・・・）
いうて持ってきかねんがです。。。
「一番イカンがは、この猫を捨てた人や。
けんど拾うた以上は、拾うた人の責任！
確かに可哀想や・・・
見ぬふりようせんかったがも分かるで？
拾うということは、その時点で
この猫の命を預かるということながぞね？
あんたも学校で、命の勉強もしてきたろうがね？
まゆみさんも、「かりん」やら「スイム」やら
確かに昔、拾うて来た。
けんど、拾うた以上、責任もって育てゆう・・・
今、またこの猫を飼えるか言うたら
これ以上は、よう飼わんがょ。。。
あんただけを特別扱いすることは出来んがは
分かるろう・・・？」
けんど、そう言うたところで、
元の場所に子猫を戻しに行くことは
ようせんばぁ、愛着がわいちゅうがも
見て取れるがです。。。
「どうするつもりで？」
私の問いに、この子は言うたがです。
「まゆみさん・・・
子猫を飼うてくれる人を探いてみるき。
学校でも飼えんか聞いてみる。
やき・・・
２週間ばぁ、預かってくれんろうか？」
しゃあないか。。。
この子が、一生懸命考えて出した答えなら
手伝うちゃるしかない！
結局、ミーミー泣き叫ぶ子猫は、
我が家に仮住まいすることになったがです。。。
「だがしや まゆみ」
を宜しくお願いいたします＼(^▽^*)
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